中国での支払いは人民元(RMB)が基本ですが、キャッシュレス決済が主流です。RMBとは中国の公式通貨で、紙幣と硬貨があります。近年では、Alipay(アリペイ)やWeChat Pay(ウィチャット ペイ)が広く使われ、現金を持たなくても買い物や宿泊、飲食が可能です。旅行者向けの対応も進んでおり、外国人でも簡単に利用できる方法があります。中国旅行の際は、適切な支払い手段を準備してスムーズに旅を楽しみましょう。
中国の通貨
中国のお金は、中国元(人民元・RMB)が基礎単位となります。通貨記号は「¥」、略称は「RMB」または「CNY」です。
換算関係:1元=10角=100分(分はほぼ流通していない)
紙幣:1角、2角、5角、1元, 5元, 10元, 20元, 50元, 100元
硬貨:1分、2分、5分、1角、5角、1元
読み方:話言葉では、元=块(くぅわい)、角=毛(マオ)になります。
両替
人民元は国際的に流通しておらず、中国国内の銀行や空港、両替所で外貨からの両替が必要です。空港、銀行、市内の両替所で日本円を人民元(RMB)に両替できます。大手銀行(中国銀行など)を利用し、為替レート、営業時間や手数料を事前に確認しておくと安心です。
キャッシュレス決済
中国ではキャッシュレス決済(オンライン決済)が非常に普及しており、ほとんどの店や交通機関で現金よりも電子決済が主流となっています。旅行者でも利用できる方法があるため、事前に準備しておくと便利です。
Alipay(アリペイ)→支付宝
Alipay中国で最も普及している電子決済サービスになります。アリペイ国際版をダウンロードし、「ツアーパス」を利用すれば、外国人もクレジットカードを連携して支払い可能です。
WeChat Pay(ウィチャット ペイ)→微信支付
中国のSNS「WeChat」に組み込まれた決済サービスです。一部の銀行カードやクレジットカードを登録して利用可能です。
銀聯(UnionPay)QR決済
中国の主要な決済ネットワークで、QRコード決済も可能です。日本の一部の銀行カードでも対応している場合があります。