
中国高速鉄道で行く洛陽の魅力と駅からの交通ガイド
中国十三王朝の古都・洛陽は、龍門石窟や白馬寺、関林、天堂明堂などの歴史遺産で知られる人気観光都市です。最近では高速鉄道網の発展により、中国各地から洛陽へのアクセスが非常に便利になりました。
このガイドでは、洛陽を訪れる旅行者がスムーズに高鉄(中国高速鉄道)を利用できるよう、詳しい情報をまとめました。
洛陽にある鉄道駅は?メインは「洛陽龍門駅」
洛陽には主に2つの鉄道駅がありますが、観光や出張で利用する方の多くは以下の「洛陽龍門駅」を利用します。
洛陽龍門駅
- 運行路線:京広高速鉄道(北京〜広州)、鄭渝高鉄、徐蘭高鉄など
- 主な目的:高速鉄道(G・D列車)の利用
- 住所:河南省洛陽市洛龍区通済街
- 開業:2010年
北京、西安、鄭州、上海、広州などへの移動に便利な高速列車が多数発着しています。
洛陽駅
- 普通列車(K・T・Zなど)や一部の城際列車が運行
- 旧市街に近く、ローカルな移動には便利
- 高鉄利用の際は「洛陽龍門駅」であることを必ずご確認ください
高鉄の切符はどこで買える?
- 中国鉄道公式サイト:12306.cn
- アプリ:「12306」アプリ(日本語未対応だが操作は比較的簡単)
- 身分証(外国人はパスポート)による実名登録が必要
- Trip.com、Ctrip(携程)、Fliggy(飛猪)など
- 外国語表示・クレジットカード/PayPal対応あり
- 洛陽龍門駅には自動券売機と窓口があります
- ハイシーズンは混雑するため、事前の予約が無難です
- 中国籍の方はIDカードで直接改札可能ですが、外国人は窓口で紙の切符を受け取るのが確実です
洛陽龍門駅の利用方法(乗車の流れ)
- 駅に到着:出発の30〜60分前に到着しましょう
- セキュリティチェック:パスポート+切符(またはQRコード)提示
- 待合室:出発ホームは大型スクリーンに表示されます
- 改札開始:通常は出発の15〜20分前に改札が始まります
- ホーム移動・乗車:列車番号と号車を確認し、正しい場所から乗車しましょう
駅から市内・観光地へのアクセス
地下鉄2号線に「洛陽龍門駅」駅があります(要確認)
市内主要エリアとのアクセスがスムーズです
K81路:洛陽龍門駅 → 市中心部(西工区)
27路・28路:白馬寺や龍門石窟方面へもアクセス可能
市中心部まで約15〜20分、20元前後
駅の正面に乗車ゾーンあり、白タクは避けましょう
【龍門石窟】:バスK81路またはタクシーで約15分
【白馬寺】:市中心からバスまたはタクシーで約60分
洛陽龍門駅の施設案内
✅ 待合室:空調完備・座席充実・無料Wi-Fi
✅ 飲食:ファストフード、ローカルグルメ、コンビニあり
✅ サービス:荷物預かり、授乳室、無料充電エリア
✅ 外国人対応:一部の英語表記あり、スタッフも親切
おすすめの利用アドバイス
1週間以上前の予約がベスト
改札は時間厳守、遅れると乗車できません
よくある質問(FAQ)
Q1:西安から洛陽へはどの駅で降りますか?
→ 高速鉄道の場合は「洛陽龍門駅」で下車してください。
Q2:龍門石窟へはどう行きますか?
→ 駅前からK81路バスで約30分、またはタクシーで15分。
Q3:切符を買い間違えた場合どうする?
→ 出発前であれば、12306やアプリで「改札前」なら変更・払い戻し可能です。
Q4:外国人は電子切符で入場できる?
→ 一部可能ですが、窓口で紙の切符受取が安全確実です。
Q5:子ども連れでも安心ですか?
→ 駅には授乳室、子ども向けスペースあり。安心して利用できます。
洛陽はその壮大な歴史と文化、そして最新の高速鉄道網が融合する中国有数の観光都市です。高鉄を活用することで、北京・西安・上海・鄭州などの都市から短時間でアクセスでき、効率よく観光を楽しめます。
このガイドが、あなたの洛陽旅行をより快適で充実したものにするお手伝いとなれば幸いです。どうぞ、悠久の古都で素敵な時間をお過ごしください!